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睡眠時の喉の痛みは出っ歯のせいか?

出っ歯の人は、見た目だけでなく様々な症状で悩まされているものです。

 

中には、眠っている時に喉が痛くなって目が覚めてしまい、これは出っ歯と関連があるのだろうかと悩んでいる人もいらっしゃいます。

 

結論から言うと、この痛みは出っ歯と大いに関係があります。

 

おそらく、痛みというのは圧痛などではなく、風邪の時の喉の症状に近いものと思われます。その理由としては、2つほど考えられます。

 

まず出っ歯の人は、そうでない人と比べると口を閉じにくくなっているという現実があります。

 

前歯が突出しているわけですから、それを覆っている口唇も前方へ突き出てしまうのは自然のことです。起床時であれば、開いてしまっている口唇を意識して閉じることはできますが、寝ているときにはそうはいきません。

 

では出っ歯によって口が開いてしまっていると何が起こるのでしょうか?

 

端的に言えば呼吸法が鼻呼吸から口呼吸へと変わります。

 

そして口呼吸をしていると、口腔内はもちろんのこと、その後ろにある咽頭や喉頭(のど)も乾燥するようになるのです。

 

口腔粘膜や咽頭粘膜といった体内の粘膜組織は、常に唾液などで湿った状態を保っています。

 

これがカサカサに乾燥してしまうと痛みが生じます。私たちの表面の皮膚も、冬場、乾燥したときに痛みを感じたりしますよね。これが喉が痛む、1つ目の理由です。

 

2つ目の理由は細菌の繁殖です。大気中には絶えず無数の細菌やウイルスが舞っています。

 

ですので呼吸をするということは、そうした病原体を体内に侵入させることから逃れることはできません。

 

ただし鼻呼吸をしていれば、鼻粘膜で細菌やウイルスが捕えられ、好中球などによって貪食されます。

 

そうしてできるのが細菌などの死骸を含んだ鼻水です。つまり鼻粘膜は、体内を病原体から守る防波堤の役割をになっているのです。

 

これが出っ歯によって口呼吸に変えられてしまうと、病原体は体内に侵入しやすくなってしまいます。

 

口呼吸で口腔内及び咽頭が乾燥すると細菌等が侵入しやすくなります。そこで第二の防波堤となる咽頭や喉頭で、細菌を食い止め、その結果として喉の痛みが発生するのです。

 

このように、出っ歯であることは呼吸を口で行わせ細菌の侵入を容易にし、病原体の感染を誘発するような弊害も備えているのです。

 

ですから全身の健康も考えて、できれば出っ歯は治療したほうが良いかと思います。

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