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指しゃぶりなどの悪習癖で出っ歯になる

歯というのは、エナメル質という硬い組織に覆われているため非常に頑丈に作られています。

 

実際、人体の中では最も硬くそう簡単に破折したりはしません。また、歯が埋まっている顎の骨も強度が高く骨折することも稀です。

 

けれども人間の体というのはとても柔軟に作られていて、外部からの刺激などに適応する力が高いです。

 

出っ歯も外部からの刺激によって適応した結果であると言えます。もちろん出っ歯の原因には幾つか存在して、先天的に上顎が前に出ている場合もあります。

 

それが後天的な原因で歯の傾斜角に問題がある場合は、外部からの刺激に反応したのだと考えて良いかと思います。

 

具体的には、乳児及び幼児の指しゃぶりが外部からの刺激として挙げられます。おそらく指しゃぶりというのは、誰もがしたことのある口腔習癖だと思います。

 

幼少時には指をしゃぶることで心が落ち着くため、成長したあとも指しゃぶりを続けてしまう人も中にはいます。

 

冒頭でも言及した通り、歯や顎骨は硬く強い衝撃に対してはかなりの耐性があります。

 

けれども、指しゃぶりのような弱く持続的な刺激に対しては、意外に弱かったりするのです。

 

常に指が口腔内に挿入されていると、次第に前歯が前方へと傾斜していきます。これは2、3日といった短い期間では起こりません。数週間、あるいは数カ月の期間を経て徐々に前へと倒れ込んでいくのです。

 

この間、歯が埋まっている歯槽骨は吸収と添加を繰り返し、前歯が前へ倒れやすいように変形していきます。

 

実はこの過程は歯列矯正で起こっていることそのままなのです。

 

歯列矯正では、ワイヤーやブラケットによって歯を倒れこませたり移動させたりします。そうして正常な歯列へと近づけていくものです。

 

指しゃぶりでは、単に指という異物を避けるために出っ歯となるだけの話です。

 

ですから、指しゃぶりを続けることは、有害な矯正装置を装着していることと同義であると言えます。そうした点から、お子様やご自身が出っ歯に悩んでいる場合はまず口腔習癖を考えていましょう。

 

指しゃぶりをしている場合は、すぐにやめさせるべきです。

 

また、舌で前歯を押すという癖があるという人もいらっしゃるでしょうから、それもすぐに治すべきです。

 

その他、ストレスが溜まった時などに力強く歯を噛みしめる癖がある人もいます。これらの習癖は1回1回はそれほど大きな影響を歯に与えませんが長期間続けていくと、出っ歯を生み出してしまうのです。

 

大切なのは、まず出っ歯を生み出している原因を知ることです。

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