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出っ歯の種類。また出っ歯には歯性と骨格性の2種類がある

前歯が前方へと突出してしまう出っ歯ですが、そもそもどうしてこのような状態になってしまうのでしょうか?

 

基本的に正常な歯列の人でも、出っ歯の人でも歯の形にはそれほど大きな違いはありません。ですから出っ歯というのは、形態に異常があるために前へ飛び出しているのではないのです。

 

では出っ歯の根本的な理由について考えてみましょう。

 

歯は、歯槽骨という硬い骨に埋まっており、その周囲を粘膜組織である歯肉が覆っています。つまり出っ歯になる理由としては、歯が歯槽骨に埋まっている方向、あるいは歯槽骨の長さに由来しているということがわかります。

 

これを専門的には歯性の上顎前突骨格性の上顎前突と呼んでいます。

 

歯性の上顎前突

歯性の上顎前突の場合、前歯が前方に倒れた状態で埋まっているだけなので、比較的矯正治療が行いやすいケースと言えます。

 

ですから、それほど時間をかけずとも出っ歯を治すことが可能です。

 

ただし歯というのは歯列の中に存在しているものですから、その他の歯の生え方によっては、矯正治療も難しくなります。

 

矯正治療でよく小臼歯を抜歯するのはそのためで、基本的に出っ歯を始めとした歯の位置異常を起こしている患者は、歯列弓自体が狭い場合が多いのです。

 

人間の永久歯は親不知も含めると全部で32本と決まっています。

 

歯を配置するスペースが先天的に狭かろうが、正常であろうが、全ての歯をそのスペースへ無理やり押し込まなければなりません。

 

すると、どうしても前方や側方に歯が飛び出してしまいます。こうして歯性の出っ歯が生じると考えられます。

 

骨格性の上顎前突

骨格性の出っ歯は、上顎の骨自体が前方へ飛び出してしまっているので、そう簡単に治すことはできません。

 

多くの場合、口腔外科で骨切り術などを行って上顎骨の突出を解消します。これにはかなりのお金と心身への負担がかかりますので、慎重に検討する必要があります。

 

ただ、どちらの出っ歯にせよ治療する方法はきちんとあるということは知っておいてください。

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