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出っ歯のデメリット

出っ歯とは、主に上顎の前歯が前面に飛び出している状態を指します。正式には上顎前突の一つの症状であり、臨床上ではよく見受けられる歯列不正といえます。

 

では、この出っ歯であることに、どういったデメリットが存在するのでしょうか?

 

まず、本来の正しい歯列であれば歯の並びが綺麗な弓型を描いており、上下顎ともに口腔内に収まっています。

 

もちろん、出っ歯の人でも無理に口を閉じてしまえば口腔内に収めることが可能ですが、大切なのは安静時に収まっているかどうかです。

 

リラックスして椅子に座っている状態をイメージしてみましょう。

 

出っ歯ではない人は、上下の唇がきちんと閉じられており、前歯は見えません。口が閉じられているということは、主に鼻で呼吸していることになります。

 

この点がとても重要で、出っ歯の人は自然と口が開いてしまうため、鼻呼吸ではなく口呼吸を行っている人が多いのです。

 

あまり知られていないことですが、呼吸によって失う体内の水分量はかなりのものです。とりわけ、口腔内の湿度は呼吸によって急激に低下します。

 

本来、口腔内では顎下腺や舌下腺といった唾液腺によって唾液が分泌されていますので一時的に乾燥してもまたすぐに湿った状態へと戻ります。

 

これが出っ歯のように絶えず口が開いていると、常に口腔内が乾燥した状態になってしまうのです。

 

出っ歯のケースで頻繁に前歯をなめる人がよくいらっしゃいますが、これは物理的に歯が乾いてしまっているので仕方のないことなのです。

 

ただ、そうした仕草はあまり印象の良いものではないのでコンプレックスに感じている人もいます。

 

また口腔内やその奥にある咽頭部分も乾燥してしまいますので、口渇感を訴える人が少なくありません。たくさん水分を取ると、それだけ尿意を催すのも早くなりますから頻尿に悩まされている人もいます。

 

このように出っ歯では歯の乾燥だけでなく、日常生活を送る上でもさまざまな問題を引き起こすものであるといえます。

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